引用元:Yahoo.co.jp
原題は「The Big Chill」
考えた末、無難なところに落ち着いた感のある邦題
難しいのは承知で、もう少しチャレンジして欲しかった
1983年のアメリカ映画
60年代のアメリカンポップスがたくさん使われていると知って鑑賞
テンプテーションズやミラクルズ、アレサ・フランクリンなどのソウル・ミュージックからザ・バンド、CCR、ビーチ・ボーイズまで音楽だけでも十二分に楽しめる
アレックスがバスタブで手首を切って自殺したことを知り、ミシガン大学時代の友人たちは15年振りに集まる
バージニア州リッチモンドで暮らしているハロルド(ケヴィン・クライン)と妻のサラ(グレン・クローズ)は、亡くなった場所がサウスカロライナにある彼らの別荘と知りさらにショックを受ける
彼らの他に集まったのは、アトランタで弁護士として働いているメグ(メアリー・ケイ・プレイス)、ベトナム帰還兵のニック(ウィリアム・ハート)、TVタレントとして活躍しているサム(トム・ベレンジャー)そのサムと雑誌に掲載された記事でひと悶着あったピープル誌で働くマイケル(ジェフ・ゴールドブラム)そして大企業の重役と結婚したカレン(ジョベス・ウィリアムズ)←「クレイマー、クレイマー」でダスティン・ホフマンのガールフレンド役だった
アレックスの彼女で同棲していたというクロエ(メグ・ティリー)も加わり葬儀の後も皆で会話する中で、ふと「集まった目的を忘れて楽しんでいる」と気付く
そして彼らは仕事のスケジュールを調整したりして束の間の別荘での共同生活を引き延ばそうとする
オトナを描いた作品ではあるけれど、まだオトナになった葛藤を抱えている段階の初々しさとも見苦しさとも言える半端な感情がぎっしり収まっている
明日は、「兄弟っていろいろあるなあ」と考えさせられる邦画をご紹介