引用元:amazon.co.jp
ロスの高級ホテルにひとりで住むジョニー(スティーブン・ドーフ)は、ハリウッド映画のスター
別れた妻と一人娘とは定期的に会っているが、本人は高級車に乗って毎日パーティーに明け暮れていた
そんなある日、前妻がしばらく家を空ける間、娘のクレオ(エル・ファニング)を預かることになる
メディアからの取材を受けたり、授賞式にミラノまで出かけたり、撮影準備などにクレオを連れて行き、時には子供に見せられない醜態を晒しながらも、ジョニーは忘れていた家族とのつながりを感じ始める
2010年のアメリカ映画
ソフィア・コッポラ監督作品
セレブリティの娘が感じる孤独など、フランシス・フォード・コッポラを父に持つ自分に重ねた作品
その娘役にエル・ファニングをキャスティングし、どうでもいい端役にベニチオ・デル・トロを起用したり、やりたい放題ではあるけれど、彼女のこうしたセレブ的な感覚も含めての世界観が許せるなら最高に楽しい作品
そして夏にオススメな作品!
ジョニー役を務めたスティーブン・ドーフは本作で初めて知った俳優
最初はその佇まいにちょっと軽いというか存在感が足りない気がしていたけれど、観ているうちに慣れてきて、その軽さが優柔不断さや優しさに膨らんできてジョニーのイメージに重なり合ってきた
「初めて知った」と思っていたけれど、調べてみるとデビュー前のビートルズを描いた作品「バック・ビート」で主役のスチュアート・サトクリフを演じていた