無人島シネマ

忘れてしまうには惜しい映画 および雑記

100. エイプリルフールズ

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昨年6月から始めたこのblogもようやく100投稿

 

10か月で100本という数字は悪くない気もするけれど、映画を観るペースから考えると(観た全作品について書くわけではないにせよ)バックログが溜まる一方なのが悩ましいところ

 

 

 

2015年の映画

 

ひとつのテーマのもとに複数のドラマが同時進行していき、最後にそれらが繋がって完結するパターンの映画(以前とり上げた「ニューイヤーズイブ 」とか)

 

同じタイプの作品と比較すると構成も展開もテンポが良く、いい意味でテレビ的

 

監督の石川淳一は、本業はTVディレクターで本作が初の映画作品

 

話の面白さと、そこに登場する人物が活き活きと描かれていて、最後まで面白く観られた

 

病院の清掃員として働いている対人恐怖症のあゆみ(戸田恵梨香)は、一夜だけ関係を持ってしまった外科医の亘(松坂桃李)に妊娠したことを電話で告げるも、その日が4月1日だから「エイプリルフールの狂言だろ」と相手にされない

 

困ったあゆみは、亘がCAの美女、麗子(菜々緒)とランチしているイタリアンレストランまで乗り込んでしまう

 

 

不器用そうなヤクザの宇田川(寺島 進)は、少女の理香(浜辺美波)を誘拐するも身代金の要求も無く、無防備にも目撃情報も多数あり、誘拐の目的がわからず周囲は困惑する中、少女の母絵里子(山口紗弥加)が犯人の似顔絵を見て驚くと同時に呆れる

 

と、複数のストーリーが展開していき、最後に大きな盛り上がりを見せる

 

 

 

それにしても 「ちょうどいい嘘 」をつくのは案外難しい

 

基本的には「くだらないよー」とツッ込める程度のものが害も無く無難だと思うけれど、それ以上を狙ってくる人に限って「越えてはいけないラインの認識が甘く」て顰蹙を買っているような気がする、、そのラインに個人差があるところも難しいところか

 

 

この習慣が今一つ根付いていない理由は

 

「Good Newsは嘘だとわかるとガッカリするし、Bad Newsは嘘だったとしても(尚更?)腹が立つ」

 

ことではなかろうか?

 

個人的には推進派というわけでもないけれど、許容量が狭くなる一方の世の中を考えると、これくらいいいじゃないか、とは思う