無人島シネマ

忘れてしまうには惜しい映画 および雑記

323. 八日目の蝉

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引用元:Yahoo!映画

 

2011年の作品

 

 

21年前に起こった誘拐事件

 

野々宮希和子(永作博美)は不倫相手の子供を身籠るも母親になることは叶わず、相手の妻が出産したことを知る

 

希和子は相手家に忍び込み、生後4か月の女の子を一目見て帰るつもりが、笑顔を見た瞬間、魔がさして連れ去ってしまう

 

それから4年間、その女の子(秋山恵理菜)は「薫」として希和子に育てられる

 

 

 

時は流れ、成人した絵里奈(井上真央)は自分が妊娠していることに気が付く

 

4年間育ててくれた誘拐犯の母親のように、自分も不倫相手の子供を身籠っていた

 

誘拐事件が解決し、両親の元に帰ってから、ぎくしゃくした家族関係の中で暮らしてきた恵理菜は、心を閉ざしたまま成長し、家を出て働きながら生計を立てていた

 

そんなある日、ジャーナリストを名乗る千草(小池栄子)が取材に訪れ、振り返ろうとしなかった過去に向き合うべく、恵理菜かつて希和子と暮らした小豆島へ向かう

 

 

 

 

「内容の濃い作品」という評判を聞きながらも何年も鑑賞できなかったけれど、やっと観ることが出来た

 

恵理菜は、薫の時代の話になると取り乱してしまうし、千草も同じように過去にトラウマになる出来事があって人との距離感をつかめず、絵理菜の両親も事件後は娘に気を遣い過ぎてナーバスに、と皆が傷を抱えたまま生きていく

 

もちろんその原因は誘拐という犯罪で、その遠因は不倫

 

刹那の幸せを(間違った手段で)得てしまい、それを今日一日、もう一日と繰り返して過ごした4年間は、希和子の人生の中で(自責の念はあれど)最高に楽しかったのだろう

 

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