引用元:amazon.co.jp
1979年のアメリカ映画
弁護士のアーサー(アル・パチーノ)は、熱心に仕事に取り組むも、若さと情熱が空回りしてしまうことが多い毎日
そんなアーサーとは対照的に、厳格に法に固執するベテラン裁判官のフレミング判事(ジョン・フォーサイス)とはいつも対立し、結果的に悔しい思いをしてきた
ある日、投獄されたジェフという若者(トーマス・G・ウェイツ)の冤罪を弁護する準備していると、その憎らしいフレミング判事が強姦罪で告訴されたという驚きのニュースが入る
この知らせに、同僚たちと大いに盛り上がっていると、フレミング判事が弁護人としてアーサーを指名してきたことを知り、さらに驚く
当初はその(自分を指名した)理由がわからず、指名を断るも、フレミングがジェフの保釈を条件に指名してきたことを知り、弁護を引き受ける
依頼者の為に、正義だけを信じてやってきたアーサーが、大人たちの政治的な駆け引きに翻弄されながら鍛えられていく
実際の社会の中でもいろんなタイプの弁護士が存在するし、どのタイプの弁護士が良いのか一概には言えないくらいに、各弁護士がいろんな解釈、スタンスで活動している
敗訴が確実と思われる被告人から弁護依頼を受けることもあるだろうし、過度な求刑も望まれればそれを叶える方法を考える、究極の請負人である彼らのポリシーや矜持の持ち方は、素人には想像つかないレベルに存在するのだろう
法律は様々な解釈が可能だけど、その理由はいろんなタイプの弁護士が食べていけるように?とまで考えてしまう
明日は、四人の監督によるオムニバス映画をご紹介