無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

882. ケープ・フィアー

f:id:desertislandmovie:20200922155320j:plain

引用元:amazon.co.jp

 

1991年のアメリカ映画

 

マーティン・スコセッシ監督作品

 

 

16歳の少女に暴行した罪で、14年間服役していたマックス(ロバート・デ・ニーロ)は、刑期を終えて釈放されたものの、社会的信用も家族もすべてを失ってしまった

 

刑務所の中で(周りの受刑者たちに何度も暴行を受けながら)読み書きを習い、法律を学び、そして自分の弁護に落ち度があった(減刑されるチャンスが大いにあった)ことを確信する

 

そして、その復讐の念を自分を弁護したサムとその家族に向けることを決意する

 

 

 

 

この作品が公開された頃は、デ・ニーロが出演した作品を辿って熱心に観ていた時期

 

思い入れがあったせいか、復讐の標的にされた弁護士のサム(ニック・ノルティ)が、レイプ犯罪を嫌って弁護を意図的に怠たる反面、自らは不倫をしていたりという、エリートながらも中身はかなりクズという役どころを見事に演じていたのに対して本気で腹を立てていたのを思い出す

 

我ながら何とストレートな、と恥ずかしく思いつつも、映画に熱くなるという意味では一番楽しんでいたいた頃なのかもしれない

 

観返してみてもよくできたサスペンス・スリラーで、ニック・ノルティ、そして妻役のジェシカ・ラングの演技にも改めて感心させられる

 

一般的な評価をもっと受けていい作品だと思う 

 

 

明日は、配信で観た中で昨年のベストに挙げられる作品をご紹介

  

www.youtube.com