
引用元:Yahoo.co.jp
1993年のアメリカ映画
ケンタッキーに住むブライアン(デイヴィッド・ドゥカヴニー)は、殺人鬼が過去に起こした事件を辿ることでその心理に迫るルポを書こうとしていた
恋人で写真家のキャリー(ミシェル・フォーブス)に現場写真を撮ってもらいながら犯行現場巡りをして最後は憧れのカリフォルニアまでドライブする計画だ
しかし予算が心もとないこともあってブライアンは同乗者を募ってガソリン代を折半しようと思いつく
神経質なキャリーはこのアイディアに反対するも、先立つものも無いだけに渋々了承する
そこへやってきたのはみすぼらしい恰好をしたアーリー(ブラッド・ピット)とかなり頭の悪そうなアデール
キャリーの悪い予感は的中どころか想像を越え、あり得ない同乗者と長い道のりを共にすることになってしまう
育ちも性格も良いブライアンは発案者である手前もあって、そんなキャリーを宥めつつ何とか旅を続けようとし、とにかくアーリーが荒れないように怯えてばかりのアデールも必死で場を取り繕おうとする
そんなふたりの努力もあって、殺人現場巡りは順調に進むかに思われたところ、アーニーの凶暴さが徐々にあらわれていく
ストーリーが単純なだけに、アーニーが「その辺にいる粗野な若者」から「サイコな殺人鬼」の顔を見せていく様がすべてともいえる作品
他の俳優が演じたらどうだったろう?と想像すると、ブラッド・ピットの演技の素晴らしさが理解できるような気がする
一方、ジュリエット・ルイス演じる「かなり頭の弱そうな」アデール
彼氏からのDVにも「私が悪いことをした時だけの暴力だから アーリーは悪くない」と庇い、彼が殺人を犯した後も必死でその事実を認めようとしない
(30年以上前になる)1993年の作品ということを考慮しても、観ていて心地良いとは言えない描き方
その後の30年でこういう表現も随分減ってはいるのだろう
ちなみにジュリエット・ルイスは「どこかで観たことがあるなあ」と思いながら前回の「ギルバート・グレイプ」も観ていたけれど、そういえば「ケープ・フィアー」の弁護士(ニック・ノルティ)の娘役を演じていた
明日は、フィンランド映画をご紹介