
引用元:yahoo.co.jp
「かつてのスターも、今やすっかり落ちぶれて、、」
という話は、古今東西人々の心を掴んできたのか?
音楽で言えば「Nobody Knows You When You're Down and Out」というブルースのスタンダードは、ベッシー・スミスがレコーディングした1929年(如何にもこの曲が似合う年!)以降に限っても、無数のアーティストによってカバーされている
映画でも、古くは往年の大女優が復活を目指す「サンセット大通り」や、バート・レイノルズが自身のキャリアを重ねた「ラスト・ムービースター」など、枚挙にいとまがない
テレビの世界で長年スターだったリック(レオナルド・ディカプリオ)は、再起を期して映画界に転身を図ろうとしていた
しかし、依然として酒と煙草を手放せず、かつて周囲からチヤホヤされていた頃の意識を拭えないでいる
現場の製作チームにとっても扱いにくい存在で、しかもリックの傍にいる、彼を長年支えてきた付き人兼スタントマンのクリフ(ブラッド・ピット)の放漫な態度が、より反感を買っていた
そんなある日、リックの邸宅の隣に、売り出し中の映画監督ロマン・ポランスキー(ラファエル・ザビエルチャ)と、その妻で同じく売り出し中の女優シャロン・テート(マーゴット・ロビー)が越してくる
何とかアルコールの誘惑に抗い、復活の兆しを見せたリックに、西部劇に造詣の深いプロデューサーのマーヴィンから、イタリアの西部劇(マカロニ・ウエスタン)への出演を勧められる
ところが、これを好機ではなく屈辱と感じたリックは、これを固辞してしまう
豪華なスタッフとキャストもあって、飽きることなく最後まで楽しめた
落ちぶれた俳優の復活劇だけでなく、後半スリラー要素が絡んでくるところは、如何にもタランティーノらしい(最後に暴れたくなる)けれど、構成的にも効果的だった
唯一、ブルース・リーの描き方にリスペクトが薄い(無い?)ところは不満
明日は、また台湾映画をご紹介