無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

1355. ギルバート・グレイプ

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引用元:Yahoo.co.jp

 

1993年のアメリカ映画

 

原題は「What's Eating Gilbert Grape」

 

内容ズバリの素晴らしいタイトルながら邦題では前半分が取り除かれてしまった

 

かなり英語的表現だから仕方ないと思うと同時に、この邦題も定着したし悪くないとも思う

 

 

もう状況設定くらいしか覚えていないくらい前に観た作品

 

「そういえばどこの州の話だったっけ?」と思い、スマホで調べれば数秒でわかるものを久しぶりにフル鑑賞

 

 

 

 

その舞台はアイオワ州アンドーラという架空の町

 

人口は1,000人程度の退屈なところで、ギルバート(ジョニー・デップ)は「音楽なしのダンスのような、いつも眠っていて永遠に同じ町」という

 

その彼は近所にある個人経営のグローサリーストアで働いている

 

町に大型スーパーが出来てからは客足もめっきり減ってしまった

 

他には高校生の妹エレン(メアリー・ケイト・シェルハート)がバイトしているアイスクリーム屋と、友人たちと集まるダイナー、そして町はずれに大きな給水塔があるだけの淋しい町

 

ギルバートは、重度の知的障害を抱える弟アーニー(レオナルド・ディカプリオ)と、7年前に父が自殺して以来家に籠りっきりで過食症になってしまった母ボニー(ダーレン・ケイツ)、姉のエイミー、そして妹のエレンと暮らしている

 

彼にとっては、経済的にも時間的にもすべて家族のために費やされ、生まれてからこの町を出ることのない退屈な人生にうっ憤を抱えていた

 

その息抜きなのか自傷行為なのか、勤務先の店によく来る人妻のベティ(メアリー・スティーンバージェン)と配達の際にキスしていた

 

ある日、またベティから誘われ、アーニーから目を離した隙に彼が給水塔に登ってしまう

 

警察も駆けつけ大騒ぎになるも、何とかアーニーを宥めて降りさせ事なきを得るも「もう次は無いぞ」と警告されてしまう

 

 

 

タダでさえ常時サポートが必要な生活は大変なところに、経済的問題も、また公共のサポートも受けられていない様子で、まさに全部がギルバートにのしかかる

 

誰一人悪人はいない(肥満の母を嘲笑する町の住民くらいか)のに、強烈な行き詰まりを感じさせる

 

決して問題は解決していないけれど、家族の絆と(束の間の解放に過ぎないのかもしれないながらも)希望を感じさせるエンディングが印象的

 

スマホで調べて終わらせなくて良かった

 

つまらない正論を言えば、警察は給水塔に登れないように柵で囲うべき

 

 

 

明日は、ブラッド・ピットが最悪な人物を演じるあの作品を