引用元:filmarks.com
普段はあまり観ない、近未来を描いた作品
監督は「アメリ」のジャン=ピエール・ジュネ
映画の雰囲気は随分異なる気がするけれど、「アメリ」を2001年の公開時に観て、1991年公開の本作を2024年に観ているのだから、正直よくわからない(笑)
舞台は核戦争から15年後のパリ
唯一残った精肉店(デリカテッセン)の店主(ジャン・クロード・ドレフェス)は、偽の求人広告を出し、求職者の肉を販売していた
そこにやってきたのは小柄な男性・ルイゾン(ドミニク・ピノン)
店主は、元ピエロだというルイゾンの体型を見て、「お前には勤まらない」と追い返そうとするが、途中で気が変わり、住み込みで雇うことにする
早速、店の看板を直したり、店の上にあるアパートの部屋の屋根にペンキを塗ったり、電球を取り換えたり、次から次へと頼まれる仕事をこなすルイゾン
上の階に住む優しい女性・ジェリー(マリー・ロール・ドゥニ)に、食事に招かれたことで仲良くなり、楽器が共通の趣味であるふたりは、彼女の部屋で一緒に演奏する
店主がルイゾンを雇った理由を知っているジェリーは、これから彼に起こるであろう悲劇を防ぐべく、救出作戦に乗り出す
設定と話の展開のブラックさが如何にもフランス的
明日は、イラン映画をご紹介