無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

1427. 望郷

引用元:yahoo.co.jp

 

原題は「Pépé le Moko

 

パリでの強盗により、アルジェリアのカスバに逃げてきたペペ(ジャン・ギャバン

 

入り組んだ路地がまるで要塞のようなこの街には、各地で問題を起こした男たちが集っていたが、その中でもペペは、イネスという女(リーヌ・ノロ)や、子分のピエロ(ジルベール・ジル)を味方につけ、カスバを取り仕切っていた

 

ペペを追ってカスバまで来たフランス警察も、また地元の刑事スリマン(リュカ・グリドゥ)も、ペペのアジトまで入り込むことは出来ず、一方のペペも逮捕を恐れてカスバから出ることはない日が続いていた

 

 

そんなある日、ペペは、フランスからやって来たギャビーという名の美しい女性(ミレーユ・バラン)に一目惚れしてしまう

 

それを巧みに利用しようとするスリマンにより、二人は恋仲になるも、(スリマンから「ペペは死んでしまった」と嘘を聞かされ)パリに帰ろうとするギャビーを追って、ペペは波止場までおびき出されてしまう

 

 

久しぶりに1930年代の作品を観ると、ストーリーにも手垢がついていないというか、純粋そのものという印象

 

愛するギャビーに会う為に危険を冒すペペは、カッコ良く見えるけれど、捨てられるイネスに対してはどうなの?1930年代だからOKなの?と安易な予想をしていたところ、ラストにイネスがひと仕事してしまう(笑)

 

 

恋に溺れて、身の危険を冒す美男美女に「ダメなのに、、」と思いながら、アルジェリアの異国情緒や、敏腕刑事たちに追われるサスペンスを楽しんでいるうちに終わってしまう、あっという間の93分

 

ギャビーと深い仲になり喜ぶペペが、陽気な歌を歌うシーンが、(彼の渋いイメージとは真逆で)印象的だったけれど、ジャン・ギャバンの母親は歌手で、父親はミュージックホールの役者だったらしく、彼にとって歌うことはかなり身近なものだったのかもしれない

 

 

明日は、マルセイユが舞台のアメリカ映画をご紹介

 

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