引用元:natalie.mu
2005年のアメリカ・ドイツ合作
原題は「Don't Come Knocking」
「ほっといてくれ」という風なニュアンスだろうか
かつての西部劇の名俳優ハワード(サム・シェパード)
酒やクスリ、女性関係などゴシップ的なトラブル続きで自分でも参ってしまう
毎日の撮影もまったく楽しむことができず、ある日突然撮影現場から撮影用の馬に乗って逃げ出してしまう
近くの民家で馬を乗り捨て、電車に乗って向かった先は30年振りに訪れる母(エヴァ・マリー・セイント)の住む家だった
余りに突然な息子の訪問にも、平然と迎える母親だったが「そういえばずっと前にモンタナの女性から電話があって、あなたの息子の話をしていたわ」と言う
独身を通してきた自分の子供がこの世に存在することに驚いたハワードは、若い頃の一時期を過ごしたモンタナのビュートに向かう
その街にあるロック・バーで、息子の母親であるドリーンという女性(ジェシカ・ラング)を見つけ話しかけると、ステージでギターを弾き歌っている青年が息子アール(ガブリエル・マン)だという
脚本はハワードを演じたサム・シェパード、「パリ・テキサス」で原作・脚本を務めて以来20年振りにヴェンダース監督とのタッグ
HOTEL FINLEN に泊まってみたい
その為だけにモンタナ(Butte ビュートという街)に行く旅なんて憧れるなあ
とても2005年の作品とは思えない街並みが、今はどんな感じなのか見てみたい
明日は、裏方として働くことの難しさを描いた作品を紹介します