無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

667. 縁路はるばる

 

新宿武蔵野館にて鑑賞

 

 

お恥ずかしながら、まだ香港に行ったことが無い

 

仕事で関係するアジアの人たちに(聞かれなければ、言わないけれど)、そう言うと、普通にびっくりされる

 

一度だけ、トランジットで上空から香港の街を眺めたことがあるけれど、海面に浮かぶ船を見て、ジャッキー・チェンの映画を思い出したのと、高層ビルのすぐ横を、着陸前の飛行機がすり抜けて行くのに驚いた

 

その時には「小さな街だなあ」という印象で、香港の郊外に田舎町があるなど思いもしなかった

 

 

 

本作は、ITオタクのハウ君が、香港の僻地に住んでいる5人の女性に会いに行く作品

 

↓ コチラは、武蔵野館のロビーに飾られていた地図

 

 

まず、香港の中に、こんな田舎があるなんて知らなかった(二回目)

 

また都市部に住む人たちが、これらの僻地について(自分の出身地でもなければ)知識も関心も無さそうなのに驚いてしまった

 

知人の香港人は、みな車を持っていなかったけれど、本作を観てそれにも納得

 

 

ハウ君の恋愛については、奥手で「のび太君」的な男性が、気が強くてシッカリしている香港女性たち(本当に5人とも魅力的で、逞しく、そしてよく弁が立つ)に翻弄されながらも、正面から体当たりしていく様子が微笑ましいけれど、映画としては軽いラブ・コメディ的で、田舎の風景や暮らしぶりが観られたことの方が収穫だった

 

 

英題は「Far Far Away」

 

邦題も内容に沿った、洒落たタイトル

 

 

予告映像は「私のプリンス・エドワード」と一緒にご紹介

 

 

明日は、モンタナ州が舞台の作品を紹介します

 

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