引用元:amazon.co.jp
1961年のアメリカ映画
再びururunadoさんに紹介いただいた作品
カンサスに住む高校3年生のバッド(ウォーレン・ベイティ)
有力者である父親の期待に応えるためにイェール大を目指し、フットボール部のキャプテンとして活躍している
しかしそれを重荷に感じている彼は、イェール大ではなく農業を学べる大学に数年通い愛するディーン(ナタリー・ウッド)と早く結婚したいと考えていた
一方のディーンも母親の価値観の押し付け(結婚する前に男性と近づき過ぎてはいけないという)でバッドと自由に過ごすことが出来ず心苦しい毎日
そんなディーンの煮え切らない様子にバッドは時々感情を抑えきれず、ふたりはつい気まずい雰囲気になってしまう
1961年に公開された1928年のカンサスが舞台の映画
親から押し付けられる道徳観や周囲の目などに「がんじがらめ」な高校生のふたり
現代なら何の問題も無く幸せに過ごせる話ではあるけれど、本作が描いている本質的な部分は今の高校生にも当てはまる内容
(時代設定の中においては)ひとりも悪者が登場しないのにディーンとバッドのふたりが辿る悲恋について、今の高校生は果たしてどんな感想を持つのだろう
互いの両親による暴言や貞操観念の押し付けなど、今の時代では良しとされないシーンも多いけれど、それも含めて今でも観られるべき作品だと思う
明日は、少年ナイフが主題歌のあの作品をご紹介