引用元:Yahoo.co.jp
2014年のブラジル映画
サンパウロに両親と暮らすレオは、生まれつき目が不自由な高校生
幼馴染のジョバンナとは仲が良く、通学はもちろん学校生活のサポートをしてもらっていた
本人も自分でできることはやりたい意志が強く、心配から世話を焼きたがる両親を疎ましく思っていた
そんなある日、転校生としてガブリエルという青年がやってくる
穏やかで優しいガブリエルは、ふたりとすぐに仲良くなり、学校でもプライベートでも三人で過ごすことが増えていく
レオの自立心と親の心配が衝突するのは(眼の障害を抜きにしても)一般的な話として理解できるけれど、レオが(親身にサポートしてくれている)親友とぎくしゃくするシーンには、単純な解決策も浮かばず、かといって親との関係のように放っておくわけにもいかず何とももどかしい
などど考えながら観ていると、思わぬ展開にそれどころではなくなる意外性のある作品
ウェットになりかねない展開を、ベル・アンド・セバスチャンの音楽の爽やかさが絶妙に中和してくれている
明日は、再びフレンチ・フィルム・フェスティバル(だけどカナダ映画)から