引用元:amazon.co.jp
1983年のアメリカ映画
本作後、80年代だけでも「トップガン」、「ハスラー2」、「カクテル」、「レインマン」そして「7月4日に生まれて」と主演作品が続けざまに大ヒットしていく
ジョエル(トム・クルーズ)は大学受験を目前に控えた真面目な高校生
ところが両親が旅行で自宅を数日空けることになり、悪友に影響されてコールガールを呼んでしまう
両親が居ない間の「ひと晩の悪ふざけ」のはずだったのに、その料金が思いの外高額(ジョエルが相場を知らなかっただけ)で、すぐには支払えず、コールガールのラナ(レベッカ・デモーネイ)が自宅に居座ることになってしまう
アメリカに住む高校生の男の子が大人になる過程を描いた作品
「大人になる過程」といっても数年間社会で苦労するわけはなく、親に言えないようなことを経験するたった数日間で、一気に見える景色が変わるくらい大人になるという過程
ストーリーも単純で、特に目新しいものでもないのに、星の数ほどある学園モノの中で、いつまでも語られる数少ない作品
こうしたヒットは、(一部のアイドル映画を除いて)90年代以降にはあまり見られない現象ではないだろうか?
そう思うと独特の長閑さというかお気楽なキラキラ感こそ、80年代の魅力だと感じる
何といっても ↓ のワイシャツ+ブリーフのダンスで知られるボブ・シーガーの「Old Time Rock & Roll」が有名
他にもブルース・スプリングスティーンの「ハングリーハート」やマディ・ウォーターズの「マニッシュ・ボーイ」といった楽曲も、その歌詞の世界に憧れていそうなジョエルにぴったり