無人島シネマ

忘れてしまうには惜しい映画 および雑記

27. 愛のお荷物


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川島雄三監督の1955年の映画

 

第一次ベビーブームの日本

 

山村聡演じる厚生大臣は、国会で人口増加抑制政策を約束した直後に、何と自らの妻(48歳)の妊娠が発覚する

 

その対応に苦慮しているウチに、娘や他の親族が一斉にご懐妊という、時代を反映したコメディ

 

コンプライアンスなんて言葉も概念のかけらも無い時代

 

今の視点で観ると、男性の言動はもちろんアウトなものが多いのだけれど、女性がそれに悩んでいるどころか、逞しく反抗したり、軽くいなしたり、何ともしたたか、、、男性より一枚も二枚も上手だ

 

ちなみに下の日本の人口統計グラフを見ると、55年辺りはピンク色の線がグングン上昇している頃

 

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今からの下降線を見ると、あと10年もしないウチに、本作と逆方向のコメディ映画が作られるのかもしれない

 

 

登場人物のほとんどが早口で長台詞

 

その割に、映画としてシッカリ成立しているのは、俳優陣の演技力に加えて、脚本家の力量による部分が大きいのだろう

 

 

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