引用元:amazon.co.jp
チョン・ヨンは、上海で小さな薬局(強壮剤)を営んでいる
経営は苦しく、ずっと家賃を滞納しているせいで大家からも催促が続き、家を出て行った妻は息子の親権について訴訟を起こしかねないという苦しい状況
見かねた大家が、ある一人の男性を紹介して来る
リュと名乗るその男は、白血病に苦しんでいるが認可されたスイス製の薬があまりに高くて買えないので、同じ成分で価格が数分の一のインド製のジェネリック薬を手に入れてくれないか、と言う
薬の密輸はあまりにリスクが高いと即座に断るチョンだったが、かといって家賃を払えるアテも無く、その上(大切な人の)高額な治療代も必要になり、背に腹は代えられないと、インドに向かう
前半はタイトルの通りコミカルではあるけれど、後半はグッとシリアスになるのは(実話ベースではありながらドキュメンタリー映画と呼べるほどの客観性は無い分、エンタメ度は高くて)好みの分かれるところかもしれない
スイスの製薬会社が暴利を貪っているかのように描かれてはいるけれど、研究開発費などの先行投資の負担を考えると、適正価格の設定は本当に難しく、ある意味その企業の姿勢が表れる部分なのだろう(映画ではその辺りには触れられていない)
エンドロールの中で、中国での白血病の生存率が、2002年に30%だったのが、2018年には85%という表記も
ところで、ブログ開設から無事4年を迎えました
いつもご覧いただきありがとうございます
明日は、まさかこの映画を観るとは思わなかった、という邦画をご紹介