引用元:amazon.co.jp
メジャーリーグのNYメッツの本拠地、シティ・フィールド
ラ・ガーディア空港のスグ近く(JFK空港にも近く)にあって、観戦中に飛行機の音がうるさかったりする
まだシェイ・スタジアムと呼ばれていた頃には(正確には隣接した場所)何度かメッツの試合を観に行ったことがある
その頃からメッツの球場の特徴として親しまれてきたのは、メッツの選手のホームランが出た時に浮かび上がってくる「ホームラン・アップル」
日本の感覚だと「そんなことで盛り上がれるの?」と思ってしまうけれど、こういうところもメジャーの楽しいところ
シティ・フィールドの近くに住むマルコムとソフィア
二人ともグラフィティ・アートが大好きで、スプレーを買っては(時々盗んでは)一緒にフェンスや壁にペイントしていた
しかし地元のライバルたちから、作品を汚されたり、お金を巻き上げられたりすることもあって、彼らをあっと言わせるために「スタジアムに忍び込んでホームラン・アップルにペイントしよう」と計画する
マルコムは、試合が無い日にシティ・フィールドの警備員として働いている友人に渡す500ドルを用意して(結局そのお金が都合できず、ソフィアに紙幣の大きさに切った新聞紙を用意させる)忍び込む約束を取りつける
何とも小じんまりしたストーリーだけれど、その分リアリティが感じられて心温まる話だった
シティ・フィールドのシティとはシティバンクだけど、地元の人たちにとってはネーミングライツを買った企業の名前は(何年も経って定着するまでは)呼びたくないもの
作品の中でも時々「シェイ・スタジアム」と呼んでいる
このシェイという名前は、(当時、ドジャースもジャイアンツも西海岸に移ってしまい淋しくなったニューヨークに)メッツを招致することに尽力したウィリアム・A・シェイから
マルコムに「青とオレンジなんてダサい」と言われてしまうメッツのチームカラーは、(かつてニューヨークを本拠地としていた)ドジャースの青とジャイアンツのオレンジからきている
明日は、イリノイ州が舞台の映画を紹介します