無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

946. 追憶

引用元:amazon.co.jp

 

「追憶」で検索すると、ロバート・レッドフォードの「追憶」が上位に表示されてしまう

 

それも無理もないくらいに有名な洋画の邦題があるのだから、どうしてわざわざ同じタイトルにしたのだろうか?

 

内容が素晴らしいだけに勿体ない気がしてしまう

 

 

 

 

2017年の作品

 

特に高倉健作品を多く監督してきた降旗康男の最後の監督作品

 

 

 

今から25年前

 

能登半島の海岸沿いの喫茶店「ゆきわり草」

 

この店を営む涼子(安藤サクラ)と常連客の光男(吉岡秀隆)の、まるで息子たちの様に、篤(岡田准一)と啓太(小栗旬)そして悟(柄本佑)は共同生活をしていた

 

彼らはそれぞれ身寄りのない境遇から救われ、ささやかながら幸せな生活を送っていた

 

ところが、そこに涼子のかつての男でヤクザものの貴船(渋川清彦)が現れ、状況は一変してしまう

 

涼子を無理矢理抱き、再び風俗で働かせようとまでする貴船に、まだ13歳の篤が背後からバットで襲いかかる

 

 

 

 

そこから25年が経ち、ある殺人事件のひとりは被害者、ひとりは容疑者、そしてもうひとりは担当刑事として三人は再び関わることになる

 

 

観応えのある人間ドラマではあったけれど、もっと三人にフォーカスしたシンプルな作りでも良かった気もした

 

 

明日は、一転して能天気な映画をご紹介

 

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