引用元:Yahoo!映画
2012年の作品
原作者伊坂幸太郎の住む仙台が舞台
忠司(濱田岳)は、同棲している若葉(木村文乃)と一緒に、プロ野球の尾崎選手の自宅に空き巣に入る
真剣に金目のものを物色するでもなく、部屋にあった器具を使ってウェイトをしていた時、部屋の電話が鳴る
空き巣に入った部屋で電話が鳴ったのは、これで二度目だった
一度目は、一年ほど前に結婚詐欺師の部屋にいた時、騙された女が留守電に「自殺してやる」とメッセージを残したので、忠司が折り返し電話をかけて踏みとどまらせた
その時の女が若葉だった
今回もまた女から助けを求めるようなメッセージが残され、忠司は放っておくことができず、助けに行こうとするも、若葉は「そこまでする必要はない」と主張する
短編小説を原作にした映画
コンパクトに楽しめて、鑑賞後に程よい余韻が残る
二人の他に、大森南朋、石田えりなど味のある俳優陣の演技が楽しめる
ちなみに仙台の野球チームで、白地にえんじ色のユニフォームは、普通にあのチームを連想させるけれど、あのチームの色は「情熱的な闘魂を象徴したクリムゾンレッド(深紅)」と呼ぶらしい
2024年シーズンに向けて、今のところ目立った補強も無いけれど、パ・リーグが混戦になるような健闘に期待
明日は、コーエン兄弟が脚本を手掛けた作品をご紹介