無人島シネマ

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768. カラスの親指

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引用元:amazon.co.jp

 

タケ(阿部寛)は、自らの不徳でヤクザに妻も娘も職も自宅も奪われ、逃げ回りながら詐欺師として生活をしていた

 

うだつの上がらない生活をしていたテツ(村上ショージ)を拾い、二人は綾瀬に一軒家を借りて詐欺のコンビを結成

 

上野でひと仕事終えた二人は、スリに失敗した少女まひろ(能年玲奈)を見かける

 

普段なら同業者に温情はかけないところながら「困ったことが合ったらウチに来い」と一万円札を渡して逃がしてやる

 

そして二人がある朝目覚めると、まひろを含む三人の若い男女が、居間に勝手に上がり込んでいた

 

 

 

 

2012年の公開 

 

観る作品を決めずに向かった劇場で上映時間がちょうど良かった作品

 

まひろ役の女優の印象は残っていたけれど、翌年「あまちゃん」で脚光を浴びるのん(能年玲奈)だったと気づくのは数年後だった

 

村上ショージの演技には賛否あるだろうけれど、演技が下手な反面キャラクターがストーリーにマッチしていて好意的に観られた

 

 

 

ちなみに「カラスの親指」というタイトル

 

カラスとは詐欺師を表す隠語、親指は「お父さん指」いわゆるマスター・オブ・ザ・ゲームのこと

 

本作で「カラスの親指」だったのは果たして誰だったのか? 

 

 

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