無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

581. さあ帰ろう、ペダルをこいで

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引用元:Yahoo.co.jp

 

2008年のブルガリア映画

 

共産主義や東欧に興味を持ち始めた時期に、新宿の映画館(シネマート)にて鑑賞

 

 

時は1980年代

 

ブルガリアの田舎町に暮らすアレックス少年は、祖父のバイ・ダンからバックギャモンを教わる(祖父はかなり知られた名手だった)

 

しばらくして両親はアレックスを連れて西ドイツへ亡命する

 

それから25年後

 

すっかり成人したアレックスは両親と車でブルガリアへ帰省しようとしていた

 

その途中、事故で車は激しく横転し両親は死亡してしまう

 

病床でアレックスの意識は戻るも、記憶はすっかりなくなっていた

 

 

ブルガリアからドイツに、可愛い孫の見舞いに来たバイ・ダンは、自分の顔も認識できない孫にショックを受けながらも、再びバックギャモンの手ほどきする

 

少しづつ体力を回復するアレックスをみて、バイ・ダンはブルガリアに帰ることを決める

 

それはタンデム(自転車)で1000km以上の道のりを孫とふたりで走破するという、とんでもない計画だった

 

 

 

 

美しい風景が楽しめるロードムービーに、東西冷戦下のブルガリアベルリンの壁旧ソ連の崩壊などの要素が交差する期待通りの作品だった

 

公式サイトも魅力的

 

手元に置いておきたくて、DVDを購入してしまった

 

 

バックギャモンは、世界で最も多い遊戯人口(3億人)を持つボードゲーム

 

ルールも知らないけれど、いつかチャレンジしてみたい

 

 

 

 

明日は、香川県といえばアレ、をテーマにした映画をご紹介