引用元:eiga.com
2018年の作品
函館市民映画館シネマアイリス開館20周年を記念し、オール函館ロケで撮影された
バイト先で仲良くなった僕(柄本佑)と静雄(染谷将太) は函館のアパートで一緒に暮らし始める
今は本屋で働いているけれど、仕事はつまらなくて時々適当な理由をつけて休んだりしている
同僚の佐知子(石橋静香)と仲良くなってつき合い始めるも、彼女はまだ店長と別れていなかったらしい
必然的に静雄と佐知子と三人で飲みに行ったりダーツやビリヤードをして遊ぶ機会が増え、時々は静雄と佐知子のふたりで出かけることも増えてくる
観終わった時に「ふううー」っと息をもらした
もう学生でもないし、かといって社会人の心構えもなく、モラトリアムの真っただ中にいる三人
三人ともカッコよくはないけれど三人とも魅力的
共同生活も、函館での生活も、おそらく向いていないだろうに、この三人の生活の中に入りたいくらい心地良さそう
「このまま永遠に夏が続けばいいのに」
という、人生の中でも二度と(普通は)無い一瞬がうまく収められている
タイトルは(映画では描かれていないけれど)静雄が好きなビートルズの曲「And Your Bird Can Sing」から
明日は、念願の劇場鑑賞が叶った音楽映画を紹介します