
引用元:amazon.co.jp
2011年のフランス映画
原題は「Le roman de ma femme」直訳すると「妻の小説」
「共演者としてフィットするのかな?」と少し疑問に感じながら、お気に入りのオリヴィエ・グルメとレア・セドゥ主演ということで鑑賞
妻と夫、ふたりで暮らしている「いつもの朝」
エーブ(レア・セドゥ)の夫のポールは
「ジョギングに行ってくる」
と言い、そのまま行方不明となる
警察の捜査で、ポールが経営していた弁護士事務所が数か月前に破産していたこと、またポールも多額の借金を抱えていた事実をエーブは知り、ショックを受ける
気を失い、病院でも取り乱してしまったエーブの元に、ポールが独立する前からお世話になっていた先生であり弁護士のショレー(オリヴィエ・グルメ)が現れ、援助を申し出る
ショレーは一年前に息子と妻を相次いで失くし、また自身の心臓が弱いこともあって、生きる気力を失っていた
「息子のまなざし」で好きになったオリヴィエ・グルメの印象がガラッと変わってしまう、違った魅力を味わえる作品
そしてレア・セドゥは魅力的な容姿で周囲を翻弄しながら、自らも行き先を見失っていく若き人妻役
この二人の主演でストーリーもなかなか個性的で面白い割に、(それほどの)作品としての重みが感じられないのは正直、勿体無い
作品に大きな問題があるというより、ちょっとしたバランスや構成なのでは?と素人ながら残念に思ってしまう