引用元:amazon.co.jp
原題「THE RIVER WILD」
30年前の映画とはいえ、メリル・ストリープがアクション映画に出演していた(しかもケヴィン・ベーコンと)という事実に驚いて鑑賞
1994年の作品
メリル・ストリープが主演を務めた「マディソン郡の橋」はこの翌年公開されている
仕事ばかりで家庭を顧みない夫のトム(デヴィッド・ストラザーン)は、今回も家族の期待を裏切ってしまう
小学生の息子ロークの誕生日を祝おうと、そして家族の壊れかけた絆を取り戻そうと妻のゲイル(メリル・ストリープ)が計画した、数日間に及ぶ川下りの旅行に、トムは急な仕事で行けないと言う
もうこれで3年連続のドタキャン、息子には既に嫌われ、愛犬のマギーもトムには懐かない
「もうこれで夫婦の関係もおわりかも」
と呆れながらゲイルはルークと妹のウィラ、そしてマギーを連れ、両親の住む地元に向かう
今では二児の母として家庭で暮らすゲイルだったが、地元にいる頃にはこの川下りのガイドをしていた経験もあり、自分がルークとマギーの安全を守り、楽しい旅行の思い出を作ろうと考えていた(幼いウィラは両親に預けて)
見知らぬ三人組の男たちも同じタイミングで川下りを始めるらしく、そのウチのひとりで気さくなウェイド(ケヴィン・ベーコン)という男にルークが話しかけられ、仲良くなる
間もなく出発というまさにその時、仕事を抱えたままの夫トムが駆けつけ、ゲイルとトム、ルーク、そしてマギーを乗せたボートが川を下り始める
豪華なキャストから「川下りの危険さにフォーカスした」作品ではないのだろうなと想像していたけれど、川下りの危険さも思いの外たっぷり描かれていた
まったくどうしてこんな危険な役を引き受けたのだろうか?
名優たちがここまで体を張った演技をしているのに、、、もう少し知られていても良いのでは?と思う作品
明日は、普通の男が主人公の映画をご紹介