無人島シネマ

忘れてしまうには惜しい映画 および雑記

290. レオン

f:id:desertislandmovie:20201009115823j:plain

引用元:amazon.co.jp


1994年のアメリカ・フランス映画

 

今回観直したのは22分間の未公開シーンを追加した完全版

 

追加されたのは、12歳の少女(マチルダ)が暗殺の練習をするシーンや、中年男性のレオンに愛情表現するシーンなど

 

時間的制約とコンプライアンス的な理由でカットされたものと思われるけれど、当時公開されたオリジナル版でさえ、マチルダの喫煙シーンもあるし、今ならアウトな表現を含んでいる

 

 

 

ニューヨークに暮らすイタリア系移民のレオン(ジャン・レノ)は、表向きはイタリアン・レストランを営むトニー(ダニー・アイエロ)の仲介で暗殺を請け負う殺し屋

 

ある日、レオンの住むアパートの同じフロアで、スタンフィールド(ゲイリー・オールドマン)と彼の手下が、隣人家族を惨殺する

 

運良く外にいた12歳の少女マチルダ(マタリー・ポートマン)だけが、生き残り、レオンが部屋にかくまったことで、共同生活が始まる

 

 

 

 

いわゆる「時の洗礼」という意味では、本作は部分的に今では通用しない作品かもしれない

 

しかし、それが90年代的な魅力でもあるし、欠陥を含みつつも長年愛されている理由が本作には存在するのだろう 

 

監督や俳優にとっても瞬間風速的なキャリアハイを本作で迎えた人も多く(トニーを演じたダニー・アイエロや、記憶に残る悪役ノーマン・スタンスフィールドを演じたゲイリー・オールドマンについては、その後も素晴らしい活躍をしている)、そうした化学反応的な奇跡も、名作が理屈で生まれるわけではない映画の楽しさを教えてくれる

 

今回観直しても面白かったけれど、大ヒットした理由も愛され続ける理由も案外説明がつかないところも理屈ではないな、と感じさせる

 

www.youtube.com