無人島シネマ

忘れてしまうには惜しい映画 および雑記

252. 川は流れを変える

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引用元:imdb.com

 

おいしい!オンライン映画祭

 

第二弾は、2013年のカンボジアアメリカ映画

 

 

カンボジアを流れるトンレサップ川

 

雨季には流れが変わることから「生と死」、「創造と破壊」を象徴する存在

 

本作はこの川のそばで暮らす三人の生活を追ったドキュメンタリー

 

 

14歳の少年サリ・マッは漁師である父の仕事を継ぐために中一で学校を辞める

 

彼の周りでは小五で学校を辞めた者も多く、まだマシな方だと言う

 

しかし近年の乱獲のせいで思う様に魚が獲れず、苦しい生活が続く

 

 

農村に住むキィウ・モックは、不作続きのせいで土地や水牛を売って何とか食い繋いでいるも、借金は膨らむばかり

 

今日の生活で精一杯、将来のことを心配する余裕も無い

 

 

密林地帯に住むサイ・サムウーンは、森の恵みの中で生きてきたが、近隣住民は企業に土地を売ってしまい、周囲の森はすっかり伐採されてしまった

 

今まで暮らしてきたこの場所を離れたくはないけれど、個人が抵抗できる相手でもなく、いつかは立ち退くことを覚悟している

 

 

芋を掘って食べたり、漁で得た魚を調理したりするシーンもあるものの、生活の苦しさに焦点が置かれていて、美味しそうな料理が登場することもない

 

家族が食べていくために労働力が必要なことは理解できるけれど、子供たちは毎日少しでも家庭で勉強できないものだろうか

 

日本では意識する機会も少ないけれど、教育を受けさせてもらえたことに改めて感謝しなければ、と思う

 

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