引用元:Thaich.net
タイには一度だけ行ったことがある
バンコクの、しかも市内の狭いエリアを数日観光しただけだけど、プラプラと歩いたり、安い定食屋で飲んだり食べたりしたので、現地の人の様子がいろいろ見られて楽しかった
アジアの都市だから忙しないのはバンコクも例外ではないけれど、他の国と違って威圧的な雰囲気が無く、穏やかな気持ちで過ごせた
すっかり虜になってしまった
第四弾は、2020年のタイ映画
タイ南部出身のミニーは曾祖父が宮廷料理人だったことが(唯一の?)自慢
立派な料理長になると宣言したものの、労働経験が無いことも(そして料理が全然できないことも)あってなかなか就職先が決まらない
カフェで泣いてしまい、席を立ったところで
「財布を忘れていますよ」と声を掛け、しかもハンカチまで貸してくれた男性の名前も聞かずに立ち去ってしまう
幸運にも祖父母の話に反応してくれたシェフに出会い、彼が勤めるムラユ料理のレストランに助手として働くことになるも、よりによって大事な顧客に出すメイン料理の味付けに「余計なひと手間」を加えてしまい、店の☆印がはく奪されるという大失態を犯してしまう
しかもその騒動に激怒し、ミニーを叱りに来た店のオーナーは、ハンカチを貸してくれた男性だった
タイ映画を観るのは「すれ違いのダイアリーズ」以来
観慣れていないこともあって、役者の表情で感情を表現するシーンでは
「今の流れで何故こんな表情に?」とか
「今の笑顔は喜んでる?それとも呆れてる?」
と一瞬判断に迷ってしまうのも新鮮
最後に登場する庶民の味「ナシダガン」(ココナッツミルクで炊いた米にフィッシュカレーをかけ、ゆで卵やピクルスをのせた料理 マレーシア料理と言われているけれど、隣接したタイ南部でも親しまれている)も美味しそう!
オンライン映画祭では4作品も楽しませてもらった
そして本作 (タイ)
次の機会がオンラインなのか会場なのかわからないけれど是非また参加してみたい