無人島シネマ

忘れてしまうには惜しい映画 および雑記

253. 花椒の味

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これまでカテゴリー分けせずに記事を書いてきたけれど、それなりの数になってきたので「あ、か、さ、た、な」でカテゴリー分けしてみた

 

国別で分類することも考えたけれど、出資会社の所在地になっていたりするせいで(最初に書いた「おとなのけんか」はブルックリンから一歩も出ないストーリーなのに、パリで撮影が行われ、製作国としてはフランス・ドイツ・ポーランド・スペイン)わかりにくい

 

年代分けも(作品の製作年度ってそんなに覚えていられない)、ジャンル分けも(ほとんど観ていないジャンルが多くて)難しいので、邦題の頭文字で分類することに

 

やや無理があるパターンとしては「ザ・ロイヤル・テネンバウムス」はさ行、「50年後の僕たちは」はか行になる

 

 

 

 

 

オンライン映画祭でアジアの食にまつわる映画を観続けた影響も多少はあるけれど、前から見たかった「花椒(ホアジャオ)の味」を新宿武蔵野館にて鑑賞

 

ちなみに花椒を日本語では「かしょう」と読むけれど、公式サイトでも「花椒(ホアジャオ)の味」としているので、この映画はは行に分類

 

 

花椒はミカン科サンショウ属の植物で、中華料理、特に四川料理でよく使われるスパイス

 

年に二回くらいは横浜の中華街に行ってピータンや甘栗と一緒に買ったりしている

 

 

 

 

 

香港島の大坑で火鍋の店「一家火鍋」を営んでいる父が急死する

 

香港の陸側に住むユーシュー(サミー・チェン)は、危篤の知らせを受けて慌ててタクシーを捕まえ、海底トンネルを通って病院に駆けつけるも間に合わなかった

 

同じ香港に暮らしながらも「母親と自分を捨てた」父親とは長らく疎遠にしていたユーシューだったが、葬儀の会場に現れた二人の女性、台北から来た全身黒づくめのルーシー(メーガン・ライ)、そして重慶から来たオレンジ色の髪をしたルーグオ(リー・シャオフォン)が自分の異母妹と知り驚く

 

火鍋店はまた賃貸契約期間が残っていたものの跡継ぎもなく、売却する手続きを進めていたユーシューだったが、地元の人たちに親しまれている父の店を自分の手で失くしてしまうことに疑問を感じ、後を継ぐ決心をする

 

 

香港、台北重慶は三角形に位置している(赤く囲った区域が重慶

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別々の街で育った三姉妹が、父に対する想いを抱えながら店を切り盛りしていく過程で打ち解けていき、それぞれ行き詰まった生活を見直すきっかけにしていく

 

離れて暮らしていても食べ物をきっかけに集まれるのは素晴らしいなあ、と思いながら観終わったその足で、火鍋を食べに行ってしまった

 

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2021年の香港映画

 

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