無人島シネマ

忘れてしまうには惜しい映画 および雑記

191. ミラクル

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引用元:Yahoo!映画

 

今週のお題「眠れないときにすること」

 

もともと神経質ではないせいか眠れないケースが少ない

 

稀にそういうことがあっても翌日のことを考えれば数時間眠れたら(最悪横になっているだけでも)大丈夫だからと割り切って映画を観始めたり、本を読んだり

 

そして、そこまでする気力もないけれどすぐには寝付けないという夜には古いカントリー・ブルース、或いはフォークを聴いている(というか聴きながら寝ている)

 

日本語だと歌詞が刺激してしまうし、エレクトリックなサウンドも同様、楽器もピアノの音色よりはギターの方が緩くて良い

 

20世紀初頭につくられたエリザベス・コテンの「Freight Train」(録音はもっと後)などを聴きながらぼんやりしている

 

トラディショナルではあるし、何ら特別なヴォーカルテクニックでもギターテクニックでもなさそうなのに、魅力的なコード進行とメロディ、そして歌声

 

いつの間にか寝落ちしてしまい、翌朝思い返すとアルバム2,3枚聴いている日も、最初の数曲くらいの記憶しかなかったりもする日も

 

 

 

 

 

時は20世紀初頭

 

内陸から香港に職探しにやってきた青年ゴク(ジャッキー・チェン

 

不景気にもかかわらず到着早々に仕事を見つけ、明日から会計の仕事が学べると登録料を支払ったものの、それはゴクの様な田舎から出てきた世間知らずを狙った詐欺だった

 

香港に来たばかりで手痛い洗礼を受け、途方に暮れていたゴクに今度は花売りの女が近寄って来る

 

最初は断っていたものの、しつこい女への憐みと不運な自分への慰みに一輪のバラを買う

 

すると信じられないくらいの幸運が続き、たまたま命を助けたギャングのボスから死に際に後継指名され新しいボスとなる

 

事業も成功し美しい歌手のルーミン(アニタ・ムイ)という恋人までできる

 

大きな運気の転換にお礼を言いに花売りの女を訪ねると、女は困り果てていた

 

聞けば、女には上海に暮らす一人娘がいるのだが、心配させまいと自分の香港での暮らし向きを偽っていたところ、貴族のフィアンセとその父親と一緒に香港に挨拶に来るという

 

そこでゴクは、ギャングの仲間たちと一緒に花売りの女を高貴な婦人にする芝居をうつ

 

 

 

1989年の香港映画

 

本作はフランク・キャプラ監督の「一日だけの淑女」(1933)をセルフリメイクした「ポケット一杯の幸福」(1961)のさらなるリメイク(ちなみに本作の監督はジャッキー自らが行っている)

 

20世紀初頭の香港に場面設定を変えて、花売りの老女が高貴な婦人に変身する芝居をうつストーリーをうまく採り入れている 

 

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