引用元:oaff.jp
東京国際映画祭の一部門として東南アジアの上映を行ってきた「CROSSCUT ASIA」がオンラインで復活した
視聴登録すれば2月3日まで無料で本作の他にもアジア各国の食をテーマにした作品が観られる
一本目に選んだ本作は2018年のインドネシア映画
同名の小説をベースにしているけれど、まるでドキュメンタリーのようにも、ロードムービーのようにも観られる
ジャカルタの調査会社に勤めているアルナは食べることが大好き
親友のボノがシェフをしていることもあって、日々友人たちと国内のお店を食べ歩きしている
最近仕事も忙しく「気分転換にでも」と、またボノと食べ歩きの計画を立てていたところに、会社から国内各地の鳥インフルエンザの状況を調査するよう出張の指示が入る
そこで「出張中だって食事は必要なんだから」と友人のナッドまで合流し、三人で出張先を回りながら現地の食を楽しむことに
ところがアルナの元同僚で今は同業他社で働いているファリスもアルナと同じ目的で出張することになり、ファリスは「これは仕事で食べ物ツアーじゃないんだ」と言いながらもアルナたちの車に同乗する
アルナを演じているディアン・サストロワルドヨは(普段はもっと美しいのだろうな)と思わせるくらい、本作ではちょっと垢抜けないというか色気のないアルナを好演している
ナシゴレンやミーゴレン、ちまきや屋台のバソなどインドネシアの庶民の味が本当に美味しそう
日本の倍以上の人口を誇るインドネシアの料理が、都内でも(アジア料理店ではなくて)専門店がそれほど無いのは何とも不思議
近いウチに美味しそうな店を探して行ってみようと思う