無人島シネマ

忘れてしまうには惜しい映画 および雑記

243. 砂と霧の家

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引用元:Yahoo!映画

 

2003年公開のアメリカ映画

 

父が残してくれた、ベランダから海が見える一軒家に住むキャシー(ジェニファー・コネリー

 

ところが税金の払い漏れをきっかけに、当局の手違いでこの大事な一軒家が競売にかけられてしまう

 

退去させられたキャシーがモーテルに寝泊まりしている間に入居したのは、頑固そうな年配の男性(ベン・キングズレー

 

その男はイランでは大佐だったにもかかわらず、政変で国を追われ妻と息子を連れアメリカに住み、工事現場やコンビニの仕事を掛け持ちしながら競売物件をチェックしていた苦労人

 

イランで過ごした海岸沿いの家に似た、見晴らしの良いこの家が競売で格安に売りに出されているのを知り、購入を即決した

 

その後、当局は非を認め、苦肉の策として販売した価格での買戻しを提案するも、購入額の四倍で転売をもくろむ男はこれを拒否

 

いつまでも家に戻れないキャシーは弁護士に不満を伝えるも、状況は好転せず、、

 

 

 

 

 

その後も両者の泥仕合が延々と続く、いわゆる「これでもか、これでもか」系のストーリーなのだけれど、ここまで悲惨な話は初めて観たかもしれない

 

「家」や「家族」に対する想いは、誰にとっても譲れない重要なものでありながら、他人にも同じようにそれが存在することへの配慮は、本作に登場する両者には難しく、利己的になるばかりで状況は悪化の一途を辿る

 

 

誰にも「負けられない勝負」は存在するけれど、負けられない時の負け方を身に着けていることも大事だと学んだ作品

 

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