無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

713. Shall we ダンス?

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引用元:amazon.co.jp

 

1996年の作品

 

杉山(役所広司)は都内の会社に勤めるサラリーマン

 

経理課長として真面目に仕事をこなし、妻の昌子(原日出子)と娘の千景(仲村綾乃)と暮らす一軒家も建てたところ

 

公私共に不満の無い、順風満帆ともいえる生活というのに、何故か満たされないものを感じていた

 

 

そんなある日の帰り道、電車の窓から見えるダンス教室の窓辺に佇む女性(草刈民代)に目を奪われ、数日迷った末に社交ダンスを習い始める

 

ほぼ同じタイミングで始めた服部(徳井優)と田中(田口浩正)や、既にスクールの顔的な存在の豊子(渡辺えり)、そして同じ会社に勤める青木(竹中直人)と一緒にダンスを習得していく

 

毎週水曜日のレッスンに加えて、青木に誘われていく週末のダンスパーティー

 

仕事以外の時間は家で過ごしていた夫の変化に、昌子は不安を感じ、探偵事務所に調査を依頼する

 

 

この作品も「スワロウテイル」と同じく、90年代を代表する作品

 

何といってもタイトルが素晴らしい(ダンスだけカタカナというバランスが最高)

 

かなり昔にテレビで放送していたのを観て以来、久しぶりの鑑賞

 

改めて観ると細かい(再)発見の連続(役所広司が普通にイケメンだったり、草刈民代の強烈な棒読とか)もありながら、四半世紀を過ぎても尚、特別な輝きを放つ記念碑的な作品

 

本作のヒットにより、社交ダンス人口は飛躍的に上昇、その後年々減少していき2019年には約100万人

 

アニメ「ボールルームへようこそ」の影響で再び増加傾向とも言われている

 

 

大貫妙子による主題歌も、本作の世界観を盛り上げている

 

 

 

明日は、お金がいくらあればリタイアできるのか?という映画を紹介します