無人島シネマ

忘れてしまうには惜しい映画 および雑記

242. 赤ひげ

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引用元:Yahoo!映画

 

享保の改革により江戸の貧困層の救済施設として設置された「小石川養生所」は、日本で最初にできた病院

 

本作は、その設置から約100年経った文政の頃の養生所が舞台

 

 

武骨な所長の赤ひげ(三船敏郎)が取り仕切る養生所には、彼を頼って病を患う貧しい江戸の庶民が駆け付けていた

 

そんな慌ただしい養生所に、保本(加山雄三)が、住み込みの医師見習いとしとしてやってくる

 

解体新書やオランダ医学を、長崎で学んできた自負のある保本の目には、赤ひげのやり方は「古めかしく無駄に忙殺されている」ように映る

 

一刻も早くこの場から逃れたい一心で禁を犯し破門されようとする

 

しかし次第に、赤ひげの技術の高さと確かさ、そして何よりも患者との強い信頼関係を目の当たりにして考えを改めていき、自らの経験不足や臆病さを克服する場としてこの養生所で働いていくことを決心する

 

 

 

 

小石川養生所は、現在の文京区にある小石川植物園の中にあった

 

 

戦の世が終わり、人々の関心が健康の維持や、病の治療に向かう中で、当時人口が急増していた江戸の庶民のため、薬草を育てる場所として前述の享保の改革で幕府が設置した場所

 

現在の小石川植物園でも、100種類以上の薬草が栽培されている

 

例えばナツメの実は不眠症や神経衰弱に、コガネバナは消炎や解熱に効果があるそう

 

 

1965年公開の黒澤明監督作品 

 

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