無人島シネマ

忘れてしまうには惜しい映画 および雑記

232. ブルー・リベンジ

 

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引用元:Yahoo!映画

 

2013年のアメリカ映画

 

ホームレスのドワイト(メイコン・ブレア)は、ボロボロの青のポンティアック(2010年に廃止されたGMの中位ブランド)に身の回りのものを押し込み、ビーチのほとりで寝泊まりしていた

 

いつもの様に車内で眠っていると警官に起こされ

 

「ドワイトの両親を殺害した犯人が司法取引に応じ、刑期満了を前に釈放される」

 

という衝撃の事実を知る

 

 

釈放の当日、ドワイトはポンティアックで刑務所の門近くで待ち伏せ、出迎えた家族のリムジンに乗り込む犯人の男を追走する

 

そして犯人が出所祝いに一杯飲もうと立ち寄った店のトイレで、ドワイトは男をナイフで殺害するも、後になって両親を殺害した真犯人はその男ではないことを知る

 

 

  

 

原題は「Blue Ruin」

 

作中、ところどころに青いものが印象的に差し込まれる

 

ルーイン(Ruin)、とカナ表記してもピンと来ないだろうから、「ブルー・リベンジ」は無難な邦題だろう

 

 

復讐を遂げた(と思った)後に向こうの家族からの逆襲を受け、ドワイトは負傷してしまう

 

ドワイトは更に攻撃をせんとするのだけれど、お互い法律や警察に頼らず泥沼劇を展開していく

 

そしてドワイトの姉も、協力を求められた昔の友人も、

 

「復讐は良くない」

 

としながらも、決して引き止めない

 

またドワイトが銃の使い方や相手との駆け引きに慣れていないことも、妙にリアリティを感じさせる

 

 

エンドロール中に流れる曲がリトル・ウィリー・ジョン(50年代後半から60年代初頭に活躍したソウルシンガー、「Fever」などのヒット曲を放ちながら、殺傷事件を起こし若くして刑務所内で亡くなってしまう)の「No Regrets」というのも皮肉が効いている

 

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