グザヴィエ・ドラン17歳の時の映画デビュー作
13分のショート・ムーヴィー
ジュリアンという少年(グザヴィエ・ドラン)は、家族と避暑地で夏休みを過ごす様子が描かれた作品
多感な青年が、両親や友人が異性と抱き合うのを目にし、自身の悩みや性の目覚めを意識する
最初観た時は、どう反応するのかわからず、観終わってすぐにまた観たり、しばらく放っておいてから再チャレンジしてみたり
天才監督グザヴィエ・ドランの自己紹介(?)ビデオだと今では認識している
当時15歳の彼は本作の主演にオーディションで抜擢されている
この年齢特有のモヤモヤ感と、永遠に続きそうな子供のころの夏休みの様子を、13分でよく表現している
夏になると本作、そして日本のショートムービー「点」をつい観てしまう
タイプの異なる作品で観直したいと思う理由も違うのに、夏のショートムービーという強引な括り方をしてしまっている