引用元:amazon.co.jp
まさしく80年代ど真ん中のアメリカといった作品だろう
何といってもMTV全盛の時代で、本作のサウンドトラックは「フラッシュダンス」と並んでTVから、そしてFMから流れ続けた
本作のサウンドトラックは2019年のデータでは累計900万枚も売れ、歴代サントラ盤ランキングでも第6位になっている
1. 「ボディーガード」(1992) 1800万枚
2. 「パープル・レイン」(1984) 1300万枚
3. 「ダーティー・ダンシング」(1987) 1100万枚
3. 「タイタニック」(1997) 1100万枚
5. 「ライオンキング」(1994) 1000万枚
6. 「トップガン」(1986) 900万枚
もっと古い映画音楽でも「明日に向かって撃て」とか「太陽がいっぱい」など、ストーリーよりも印象深い名曲は数多くありながらも、このランキングを見ると商業的なポテンシャルが注目され始めたのが80年代だったことがよくわかる
そのお陰で、どちらの作品も観ていないしサントラ盤を買ったわけでもないのに、多くの曲はよく聴いた
「よく聴いた」という表現では足りないくらい身体に沁み込んでいるけれど、何ともお気楽で人工的なサウンドに抵抗感もあって、また日本のアーティストのカバー曲が流行ったことで満腹感もあって本作を観てみようとは思わなかった
今回「スリーパーズ」、「ダイナー」とケヴィン・ベーコン祭りの勢いにまかせて観てみたけれど、↑ の有名なジャケットの後ろ姿がケヴィン・ベーコンだと初めて知った
80年代の中西部の田舎で学校や親、そして理不尽なルールや地元の慣習などに反発する
圧倒的なエネルギー量に対してその発散場所が無いに等しく、必然的に起こるガス爆発(?)を描いた典型的なアメリカン・ハイスクール・ムービー
ケヴィン・ベーコンは本作のヒットで脚光を浴びるようになるけれど、驚いたのはその身体能力
ダンスというよりもアクロバティックな動きをするシーンに驚いた(スタントには見えなかったけれど、どうなのだろうか)