無人島シネマ

忘れてしまうには惜しい映画 および雑記

116. エンゼル・ハート

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引用元:amazon.co.jp

 

本作公開が1987年

 

そして翌1988年に「ミシシッピー・バーニング」公開

 

と、アラン・パーカーが監督として一番勢いのあった頃の作品

 

 

当時は洋画を観始めて間もなかったし、公民権運動についてもほとんど知らなかったから、最初に観た人種問題を扱った映画として「ミシシッピー・バーニング」には衝撃を受けた

 

今から振り返ると(エンターテインメント作品としての妥協できるラインを越えて)事実と異なることが気になってしまうけれど

 

本作はその点、フィクションだし、自分がニューオリンズや、ヴードゥー教、ロバート・ジョンソン(クロス・ロードで悪魔に魂を売ってしまった)に興味を持ち始めた時期と重なっているし、またロバート・デ・ニーロや(まだカッコよかった頃の)ミッキー・ロークが出演していることもあって、結構な思い入れで観た記憶がある

 

 

 

1950年代のニューヨーク

 

私立探偵のハリー・エンゼル(ミッキー・ローク)は、弁護士を介してルイ・サイファー(ロバート・デ・ニーロ)からの調査依頼を受ける

 

それは、戦争で精神を病んでしまい入院していると言われている、戦前に人気のあった歌手、ジョニーを探してほしいというものだった

ハリーは早速精神病院に行き、ジョニーのカルテを見せてもらうが、そこには既に退院したと書かれていて、しかも明らかに筆跡の違う不審な記述も見つかる

 

捜査を続けるハリーに次々と事件が起こり、真相に近づいたと思ったら遠ざかってしまう

 

 

 

 

初めて本作を観てから 2、3年後、ニューオリンズにあるヴードゥー博物館に行ってみた

 

小さな民家を手作りで展示場にしている風で、ヴードゥーについて学べるわけでも、エンターテインメントがあるわけでもなく、正直がっかりした

 

むしろ(本作を観て憧れた)ホテルで蛇腹のエレベーターに乗れたことの方が断然嬉しかった

 

 

本作から28年後、「さざなみ」で名演技をみせるシャーロット・ランプリングが、悪魔崇拝者の役で出演している

 

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