無人島シネマ

忘れてしまうには惜しい映画 および雑記

7. ガンジスに還る

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引用元:Yahoo!映画

 

神保町の岩波ホールで映画を観るのが好きだ

 

キャパも小さく、またそれに見合うくらい(混み合うことの少なそう)ながら面白い映画を上映してくれる

 

こちらは一昨年に岩波ホールで観た2016年のインド映画

 

 

自分の死期を悟っ父親が、ヒンズー教の聖地バラナシを最期を迎える場所として選ぶ

 

仕事人間の息子は休暇を取ることもままならない中、何とかやりくりして(気分的には渋々)父親を聖地に連れて行く

 

解脱の家にたどり着いて、以前よりも活き活きと周囲の人たちと過ごす父親の姿を目の当たりにして、息子の心境も徐々に変わり始める

 

 

狭い路地を抜けて大きな川が見える瞬間のパノラマ感が圧倒的

 

視界が広がるだけじゃなくて水面の光の眩しさや、洗濯したり身体を洗ったりしている数多くの人の姿が一気に自分の身体に入ってくる

 

 

実際に行ってみると更に音や匂い、花売りの子供や牛も加わって小宇宙を感じられる

(が、沐浴する時に気をつけなければいけないのは、すぐ近くにシャワーがあるわけでもなく、そのままの状態で一日を過ごさなければいけないこと、、) 

 

実際には死期は選べないし、それに伴って場所を選ぶことも難しいけれど、こういう場所が(ヒンズー教徒でない自分にも)あれば穏やかに最期を過ごせそうな気がする

 

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