2022年7月29日
ついに昨日、岩波ホールが閉館した
混雑するのでもっと早めにお別れするつもりが、まさかの最終日になってしまった
上映前には岩波律子支配人がステージからひとこと
内容についてはコチラとほぼ同じ ↓
大きな拍手の後には、神保町駅を出たところから岩波ホールに入るまでの風景を簡単にまとめた映像が流され、本編スタート
「パタゴニア」で知られる作家のブルース・チャトウィンについて、生前親交のあった映画監督のヴェルナー・ヘルツォークが取り上げたドキュメンタリー
何という偶然か、去年「パタゴニア」を読んだところだった
チャトウィンが歩いたパタゴニアや、オーストラリアのアボリジニの地などを、ヘルツォーク監督が実際に辿っていくという、如何にも岩波ホールが最後の上映作品に選ぶに相応しい作品
これまでお世話になった映画館は複数あるけれど、断然特異な存在で一番の先生的な存在だった
岩波ホールのお陰で、ほんの少しの好奇心と時間とお金さえあれば、視野と見聞を拡げるきっかけを得られた
貴重なその存在が無くなってしまうのは何とも心許ないけれど、「後は皆さんご自由に」と背中を押されているような気もする
神保町に来ることもしばらく無いかなと、帰りに(曼荼羅のカレーと少し迷ってから)奮発してかねいちの鰻を食べて帰った
もうすぐ8月
そろそろ夏休みモードということで、明日から毎朝更新(7時過ぎ)します
コロナ過での半巣ごもり生活もあって、インプットにアウトプットが追い付かず、続けられるまで(そりゃそうだ)のチャレンジ
果たしてどれくらい続くのか?