無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

1062. ウェンディ&ルーシー

引用元:amazon.co.jp

 

2008年のアメリカ映画

 

先日の「リバー・オブ・グラス」に続いて、ケリー・ライカート監督作品

 

 

仕事を辞め、インディアナからひとり(愛犬ルーシーと)で車を走らせ、新生活を送るつもりのアラスカに向かうウェンディ(ミシェル・ウィリアムズ

 

しかしその途中、オレゴンで車が動かなくなってからいろいろと歯車が狂い始める

 

ルーシーのエサ代を節約しようとスーパーで万引きしたのを店員に見つかり、警察に連れていかれる

 

50ドル支払って何とか解放されたものの、スーパーに戻ると繋ぎ止めておいたルーシーの姿が無い

 

 

 

デビュー作だった「リバー・オブ・グラス」に比べると、味わい深いロードムービー感はそのままに、伝えたい世界観がより整理されている印象

 

主演のミシェル・ウィリアムズは(ライカート監督作品に)志願しての出演

 

少し神経質そうなその表情を、以前どこで観たのか?と調べてみたら「マンチェスター・バイ・ザ・シーケイシー・アフレックの元妻役

 

そして「ブロークバック・マウンテン」で、夫と親友の深い関係に悩む妻を演じていた

 

どうして今まで意識することが無かったのだろう?

 

という疑問にひとつ言い訳するとしたら、本作での彼女の存在感(彼女ひとりのロードムービーだから当然かもしれないけれど)と輝きは圧倒的

 

 

明日は、フレンチノワール作品をご紹介

 

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