引用元:amazon.co.jp
2008年のアメリカ映画
先日の「リバー・オブ・グラス」に続いて、ケリー・ライカート監督作品
仕事を辞め、インディアナからひとり(愛犬ルーシーと)で車を走らせ、新生活を送るつもりのアラスカに向かうウェンディ(ミシェル・ウィリアムズ)
しかしその途中、オレゴンで車が動かなくなってからいろいろと歯車が狂い始める
ルーシーのエサ代を節約しようとスーパーで万引きしたのを店員に見つかり、警察に連れていかれる
50ドル支払って何とか解放されたものの、スーパーに戻ると繋ぎ止めておいたルーシーの姿が無い
デビュー作だった「リバー・オブ・グラス」に比べると、味わい深いロードムービー感はそのままに、伝えたい世界観がより整理されている印象
主演のミシェル・ウィリアムズは(ライカート監督作品に)志願しての出演
少し神経質そうなその表情を、以前どこで観たのか?と調べてみたら「マンチェスター・バイ・ザ・シー」ケイシー・アフレックの元妻役
そして「ブロークバック・マウンテン」で、夫と親友の深い関係に悩む妻を演じていた
どうして今まで意識することが無かったのだろう?
という疑問にひとつ言い訳するとしたら、本作での彼女の存在感(彼女ひとりのロードムービーだから当然かもしれないけれど)と輝きは圧倒的
明日は、フレンチノワール作品をご紹介