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1980年の作品
総合病院の院長を務める信一(片岡孝夫)は、二代目のボンボン
医師としての志もなく、経営もずさんで、病院の赤字を愛人から貢がせて凌いでいた
妻と別居中の信一は、金づるの、たつ子(藤真利子)とチセ(梶芽衣子)と深い仲にあり、また独身で美しいデザイナーの隆子(松坂慶子)にも夢中だった
たつ子とチセはいづれも夫を疎ましく思っていることから、信一は医師の立場を利用して殺害、そして死亡診断書を自ら記載する
晴れてすべての愛情を隆子に注ごうとする信じるのもとに、警部(緒形拳)がやってくる
人間国宝の片岡仁左衛門が本名の片岡孝夫の名前で主演している他にも、衣装を提供した森英恵が、松坂慶子演じるデザイナーとのジョイント・コレクションと銘打ってファッションショーを行うシーンに出演しているなどの見所も
結構「柄の悪い」警部を演じた緒形拳は、ムチ打ちという設定で首にコルセット的なものを巻いている
「薄化粧」でも首を切る自殺未遂の後は包帯を巻いていたから、続けざまに観ると
「緒形拳はこの時期、実際に首の調子が悪かったのか?」
と疑ってしまう
明日は、轢き逃げは絶対ダメだと肝に銘じる映画?を紹介します