引用元:yahoo.co.jp
2008年の公開
ある雨の夜、東京郊外でひき逃げ事件が発生する
被害者の男には頭部を殴打された跡もあり、死亡
その日連絡がつかなかった被害者の妻(伊藤裕子)は、夫に二億八千万の保険をかけていることがわかり、彼女とその愛人の塚田(谷原章介)に殺人容疑がかけられ、連日メディアに追いかけられることになる
ところがふたりには完璧に思えるアリバイがあり、捜査は進まず、刑事(長塚京三)も探偵の男(仲村トオル)も焦り始める
10篇のショートストーリーをつなぐ形式で、各篇登場人物の財布がストーリーテラーになる
推理モノとしての時間配分が(敢えて?)悪く、結末の予想がつきにくいのが面白かった
その分、観た後に「そういう結末ならあのシーンはもっと短くても良かったのに」とかいろいろ受け手に考えさせてくれる
主役の妻と愛人の男が、薄っぺらい人物を好演(褒めているのか微妙だけれど、容姿含めちょっとチャラい嫌な奴感を巧く演じている)
財布がストーリーテラーになるという設定は原作小説の方が自然なのだろうなあ
明日は、異色のスピルバーグ作品をご紹介
引用元:moviewalker.jp