無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

1066. 1941(いちきゅうよんいち)

引用元:amazon.co.jp

 

1979年のアメリカ映画

 

ジョーズ」、「未知との遭遇」に続くスピルバーグ監督作品

 

本作公開の前年に「ブルースは絆」が全米ナンバー1ヒットに輝いた、ブルース・ブラザースジョン・ベルーシダン・エイクロイドが出演

 

そして日本海軍の中佐役として三船敏郎も出演している

 

こんなにも話題の要素が満載の作品ではあるけれど、40年以上経過した今、ほとんど話題になることもないという事実から(観る前から)嫌な予感しかしない

 

普段ならこういう作品は敬遠するけれど、ブルース・ブラザース関連の作品はひと通り観ておきたく、玉砕覚悟で鑑賞

 

 

 

衝撃の真珠湾攻撃から6日経過した1941年12月13日

 

カリフォルニアの住民は「もしかしたら次に攻撃されるのは自分たちかもしれない」という恐怖に怯えていた

 

アメリカ陸軍、海兵隊が動員されると同時に、国民に対しても「市民防衛作戦」が発令され、南北戦争以来の「母国を攻撃から守る」戦いに備えていた

 

日本海軍の潜水艦は、羅針盤が壊れているせいで迷った末に西海岸に辿り着く

 

艦長のミタムラ中佐(三船敏郎)は、到着位置の報告を受けると、アメリカ人の戦闘意欲を喪失させようとして「ハリウッドへの攻撃」を指示する

 

 

 

豪華なキャスティングに加え、最後には大掛かりなセットが破壊されるという手の込みよう

 

また2時間近くコメディが続く熱量も凄いけれど、結果としてメリハリが無く、ブルース・ブラザースの両人も空回りしている印象

 

余程自分には向いていないと思ったのか、以降スピルバーグは(コミカルな作品はあっても)本作のようなコメディは監督していない

 

 

話題満載と書いたけれど、もうひとつ加えると、ミッキー・ロークが本作でデビューを果たしている

 

 

明日は、妙なスケール感のある作品をご紹介

 

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