引用元:hotelnewmoon2020.com
教師として働いている母ヌシン(マーナズ・アフシャル)と大学生の娘モナ(ラレ・マルズバン)は、テヘランで二人暮らし
モナは、父親は彼女が生まれる前に事故死したと聞かされてきた
女同士、友達のように仲良しのふたりだったが、それだけに同じ学校に通う彼氏サハンド(アリ・シャドマン)の存在も、また彼と一緒にカナダ留学を計画していることも言えないでいた
そんなある日、ヌシンに一本の電話が入る
それは日本からイランに出張に来た田中(永瀬正敏)からのものだった
そしてモナは、母親に預けているパスポートを確認しようと家の中の引き出しを探っている時、日本人らしき男性と母が幼い自分(と思われる)赤ん坊と三人で写っている写真を見つける
なかなか難しい設定ながら、俳優陣の安定した演技によって(感情的になる場面でも)終始落ち着いて観ることができた
それにしてもイラン人男性の強引さに辟易させられるシーンも
これを「愛情あればこそ」と言ってしまうのもイラン人女性に申し訳ない気がする
明日は、フランスで子供を育てるのも大変だと感じた映画をご紹介