無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

961. 透明花火

引用元:Yahoo.co.jp

 

2018年の作品

 

野本梢監督初の長編映画

 

都内に暮らしている「もがくように」生活している人たちが、最後に花火大会に辿り着くまでを淡々と描いた作品

 

 

痴呆症の祖母の面倒を見ながらふたりで暮らしている24歳の圭太は、ナンパ塾と称してモテない男性にナンパの正攻法を指南するとして(実はサクラの女性と組んで)金を巻き上げている

 

女子高生の理恵は、親友に気に入った男性とつき合えるように協力を求められ渋々協力するも延々と続く親友からのリクエストに辟易とする

 

大学は卒業したものの就職に失敗し、居酒屋のバイトを続けている楓は、企業に就職している同級生と再会し、見栄を張って嘘をついてしまう

 

自分とあまり年の変わらない継母に反発してばかりの達也は、地方の大学への進学を目指して勉強している

 

彼らは(理恵の親友が憧れる男性が達也だったり、若干の繋がりはあるものの)別々の暮らしを送りながら、それぞれに好きな人と花火大会に行きたいと考えている

 

 

 

10代から20代前半の「冴えない葛藤」を延々と描いたような映画

 

まさにオトナになるための通過点なのだろうけれど、大事なことで嘘をつくのは良くないな、と当たり前に再認識

 

誰の為にもなってないし、、むしろ自分が一番がっかりする

 

 

明日は、テーマソングも大ヒットした、1964年公開の作品を紹介します

 

www.youtube.com