無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

962. こんにちは赤ちゃん

引用元:amazon.co.jp

 

公開の前年、1963年に梓みちよが歌うタイトル曲がリリースされる

 

100万枚を越えるセールスにレコード大賞など受賞

 

その翌年、東宝と日活で同じタイトルで映画が公開される(ストーリーは別物で、梓みちよの歌が使用されたのは東宝版、日活では合唱による曲が使用された)

 

今回レビューするのは日活版

 

 

東南アジアから長い航海を終えて横浜港に戻ってきた貨物船・月光丸

 

その乗組員たちは地上での三か月の休暇を目前に、それぞれ楽しみにしていたところ、他の貨物船のトラブルをカバーするために寄港後24時間で再び出航しなければならなくなる

 

独身の乗組員、五郎(山内賢)と実(杉山敏夫)は、常宿のカモメホテルの看板娘とも子(和泉雅子)を目当てに大急ぎでホテルに向かう

 

一等航海士の谷村(川地民夫)には離婚こそしていないものの関係の冷え切った妻と1歳になる弘という息子がいる

 

服飾デザイナーの仕事にかかりきりの妻ではなく谷村が弘を引き取り、航海中は母親に預けていたが、いとこの洋子(芦川いづみ)が連れて横浜まで来てくれた

 

可愛い弘に、カモメホテルに集まった乗組員やその家族、そしてホテルのスタッフまで皆で子守をしていたが、夜に酒を飲んで騒いでいるすきに弘を見失ってしまう

 

 

64年のコメディということもあって、乗組員役の桂小金治やE.H.エリックなどの演技が少し煩わしくもあるけれど、最後まで楽しく観られた

 

本当に時代にマッチした曲だったのだろうし、この時代に20代を過ごしてみたかった気もする

 

予告映像が見当たらないのでテーマ曲を

 

 

明日は、東京で地元のクラスメイトに出会う映画をご紹介

 

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