無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

963. いちごの唄

引用元:eiga.com

 

 

2019年の作品

 

田舎から東京に出てきて冷凍食品会社の工場で働いているコウタ(古館佑太郎)

 

七夕のある日、自宅近くの商店街を歩いていると、高校の同級生のあーちゃん(石橋静香)に出会う

 

コウタは当時親友だった伸二とふたりで、あーちゃんのことを「天の川の女神」として崇拝していたほどの憧れの女性だった

 

 

 

ちょうど10年前に、あーちゃんを庇う形で交通事故で亡くなった伸二のことを思い出している時にあーちゃんと出会ったことで舞い上がるコウタ

 

夢中で彼女を目の前のラーメン屋に誘い、食べ終わってからも、務めている冷凍食品会社の製品が如何に優れているかや、アパートの隣人の女性の酒癖の悪さなど語りつくし、あっという間に夜になってしまう

 

連絡先も聞けないまま解散しそうになり、コウタは勢いで「来年の七夕にも会いたい」と約束を取りつける

 

 

実直ながらも(観ているとイライラしてしまうほど)どんくさいコウタのせいもあって、やけに落ち着いて見えるあーちゃんだったが、実は彼女の方が事故の影をより引きずっていた

 

そしてだらしのないコウタは、酒癖の悪い隣人(岸井ゆきの)、田舎にいる母親(和久井映見)、そしてあーちゃんと、タイプも接し方も違う三人の魅力的な女性たちに見守られながらオトナになっていく

 

 

明日は、鑑賞後の清々しさがある、イギリス映画をご紹介

 

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