引用元:amazon.co.jp
2004年に公開されヒットしたアメリカ映画「サイドウェイ」を2009年にリメイクした日本・アメリカ映画
道雄(小日向文世)は、昔ホームステイで来て以来、20年振りにロサンゼルス空港にやって来る
今回は、当時の友人大介(生瀬勝久)の結婚式に招待されてのものだった
東京で売れないシナリオライターを続けている自身に比べ、資産家の娘のローラと結婚することになった大介はさぞ幸せな日々を送っているかと思いきや、それはそれで気を遣う毎日で、旧友の道雄が来てくれたことを良い口実にしたいようだった
結婚式までの数日をラスベガスで羽目を外したい大介と、せっかくロスに来たのならナパバレーに行きたい道雄とで意見が分かれるも、取り急ぎ立ち寄った当時のホームステイ先で、かつて道雄が家庭教師をしていた時の生徒だった麻有子(鈴木京香)が近くでワイン関係の仕事をしていることを知る
ふたりは麻有子に再会できる可能性があるなら、とラスベガス行は取りやめ、ひとまず食事をと入ったレストランに入る
するとそこで友人のミナ(菊地凛子)と食事中の麻有子を見つける
大まかな話の展開は予測できるけれど、そんなことは考えずにのんびり楽しめる作品
オープンカーに乗ってカリフォルニアの西日を受けながらドライブしていれば、大抵のことは「まっ、いいか」と思えるだろうし、それだけでもアメリカに住む価値はあるなあ、と思えてくる
そして良い映画のパターンのひとつにこの「まっ、いいか」があるのだろうなあ
明日は、フェルメールの名画をテーマにした映画をご紹介